『Le Musee de la Bestialite』
Roland Villeneuve
DITIONS AZUR-CO, PARIS, 1969年
28X22cm、279頁。

日本ではほとんど紹介されることのない現代フランスの作家・オカルティストRoland Villeneuve編の「獣姦美術館～Le Musee de la Bestialite」の1969年初版です、パリの Editions Azur刊、350部の特装版の１冊です（記番なし）。

性的なものも含めて、神話から現代にいたる迄、古今の文学や歴史/芸術/絵画/童話/映 画etcなどにおける「人間と動物の交流や交歓」について、おびただしい図版とともに 解説した大著で、かなり雑多な内容ですが（キングコングやバットマン、B級映画や北斎、 藤田嗣治からアリスまで、人間と動物が一緒に描かれているものは何でも）、珍しい図 版や写真だけでも一見の価値があります。
「獣姦の歴史など」全4章で構成され、カラーを含めて図版300点以上、巻末に註と参考 文献その他あり、

葡萄色の模造革装に金装飾の大型本、自重で綴じのワレとユルミありますが、保存状態 はきわめて良好です。